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プランナー、マーケッター、広告クリエイターに最も必要な能力

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プランナー、マーケッター、広告クエイターに最も必要な能力

企画立案をする人、商品開発する人、サービス開発する人、広告やコンテンツを制作する人、って、私なんですが(笑)、こういう仕事に最も必要な能力ってなんだと思いますか?

創造性?ユーモア?文章力?分析力?
それも大事だし、それがないとできない仕事です。
でもね、一番大事な能力はそこじゃあないんですよ。


一番大事なのは、客観性です。

客観的視点に立てるかどうかがものすごく大事なんです。

自分が若い女性だとしてもオジサン向けの企画ができる人がプロ

私は、かつて出版社にいて、雑誌編集をしていたのですが、フリーライターと出版社社員の編集者って何が違うかわかりますか?

フリーライターは、自分が得意なジャンルの記事を書きます、大抵はね。
何でも屋さんみたいな人でない限り、専門性を持っているのが基本です。


しかし、雑誌編集者というのは、会社員なので、人事異動や配属っていうものがあります。ある程度の能力は考慮されますが、どこに配属になるのかは、自分では決められません。

私も、全く興味関心のない、男性ファッション誌の編集部にいたこともあります。
しかも、私の好みとは真逆の、ストリートファッション誌(笑)
そしてその後は、ガン黒女子高生がモデルで登場するコギャル雑誌!(笑)
私自身は、当時、JJとかクラッシィとか光文社系の雑誌が好きでコンサバファッションが好きだったけど、仕事で担当していた企画は、コギャルファッション(笑)


自分の好きなファッションや世界観は全く違っても、読者ターゲットに受ける企画を作れるのが、プロのクリエイターです。
若い女性であっても、オジサン向けの雑誌の編集を担当するなど、当たり前。
できなくちゃ仕事にならないですからね。

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商品開発、広告、PRに関わる人は、年齢性別を越えて当然の世界

私は、メーカーとの商品開発をかなりの数経験してきていますが、例えば、生理用品の商品開発やPR企画の会議でも、そこに男性がいます。
メーカーにもいるし、広告代理店担当者にもいます。
それが当たり前です。

ブラジャーのPR会議にももちろん男性はいます。当たり前中の当たり前です。

私は女性マーケティング専門企業の社長をしてきたので、今まで担当してきた仕事の依頼のほとんどは、女性向け商材または食品メーカなどの女性でも購入するような商品を販売する企業がクライアントでしたが、それ以外の仕事もやってきました。

例えば、男性向けの大手カツラメーカーがクライアントだったこともあります。
しかもそれは、まだ私が若い時期で、周囲の男友達も薄毛には悩んでいなく、私は、女なのですが、主に中年男性向けの広告に関わっていたこともあります。


企画や広告戦略に、自分の価値観や経験のフィルターはいらないのです。
むしろ、自分ならどうか、なんていう、フィルターをかけちゃダメなんですよ。
そういう人が広告とかPR企画とかやると間違った方向に暴走しちゃうんですよね。

ヒット商品を開発していく、話題になるPR戦略を仕掛けていく、顧客の心にささる広告コピーを書く、そんな場合、素人がやりがちなのは、私ならこうだ、という自己主張です。
これ、ダメなんですよ。これする人は、企画や話題を仕掛ける仕事ができませんね、あまり(笑)

自己主張は、説得力のある背景があってするものです

意外だと思われるかもしれませんが、自己主張強めの私ですが、プレゼンや会議などでの私の自己主張には、自分の快不快とか、好きとか嫌いとか、そういう感情は一切入っていません。

すべて、説得力のある背景があるから、強く主張するだけです。仕事だからこそ、相手の顔色をみて意見を変えたりはしていません。


それが、企画に携わるプロのすべきことだと私は思っています。

たぶん、私が言うことには、説得力があり、反対意見を述べて、この女なんとか排除してやりたいと思った人がいるとしても、絶対に言い返せません(笑)
だって、こちらは、感情で仕事をしていなく、全て説得力ある背景からの主張なのでね。
プロとしての仕事を淡々と、忖度なく、遠慮なく、するだけなので。

だから、よく、会議でブチ切れられたり、いわれのないこと言われたりもするんですわ。
私は、何を主張するにも、自分の感情と自分のメリットデメリットで言っていません。商品を売る、顧客をつかむ、集客する、って観点しか考えていません。だから、全て背景に理由があり、理路整然と説明ができます。

そうすると感情で仕事している相手が言い返せなくなる。感情で仕事している人にとって、やり返せないタイプなんだと思います。
なぜ、だめなのでしょうか?と聞いても、そういう人は、背景を説明しない。
ただただ、あなたにはわからない!しか言いません。

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説明できない企画背景はありえない

プロは、自分の感情フィルターを通して企画を立てたりしません。
ひたすら、顧客ターゲットを客観的にみて、分析し、そこに寄り添った企画を作ります。
なので、自分が女でもオジサン向けのヒット商品がつくれて当たり前なんです。


だからね、自分とは違う生活レベル、性別、家族構成、年齢の人へ向けた企画ができて当然なんです。
あなたには子供がいないからわからないとかいう人いるけど、しっかり調査をしていれば、子供を産んでいなくても企画なんかできます。

自分の意見をどこまでも主張する人に言いたいんですが、その自信満々の材料背景は何でしょうか?
これを説明できない、プロっぽい人を企画に入れちゃだめだよ(笑)

学歴とか肩書とか全く関係ないからね。企画やクリエイティブな仕事には。
ただただ、企画背景を語れるか、それはその人の感情フィルターを通したものではないのか、これを確認しましょう。


そして、企画の仕事で生きていきたい人であれば、自分のフィルターや感情は仕事には一切入れちゃダメ。
ただただ、顧客ターゲットを観察し、分析し、客観的視点で仕事をしましょう。

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