帰りの船は14時10分発、帰る間際まで遊びまくろう
おはようございます!3日目の朝ご飯はこちら!
大きな干物が朝からデーンとお皿にのっていた。宿のきろくさんは、漁師宿。今回の旅では、お魚を食べまくりましたが、本当にどれもこれも美味しかったと、みんな大満足でした。
今日は帰る日ですが、帰りの船は14時10分発。お昼くらいまでまだ時間がたっぷりあります。
お天気も、徐々に晴れてきそうです。では、最終日出発!
遭遇率がかなり高いウミガメ探しに野伏港へ
式根島に私が初めて来たときに感動したのは、港で陸から普通に野生のウミガメが見れてしまうこと!
今回のメンバーもウミガメを見るのを楽しみにしていました。そういえば、私たちは、まだウミガメ観ていなかったよね?ということで、ウミガメチェックに野伏港へ。
「どこどこ、あれじゃないの?」なんて、目を皿にして探しだしたのですが、思いっきり空が晴れていないと、なかなか見つけるのが難しいんですよ。でも、諦めずによーく水面を見ていた。
「あれじゃないの?」と、チラッと見えた模様。ウミガメさんは、ここに4匹くらいはいつもいます。息継ぎするみたいに、たまに水面に顔を出すので、その時がウミガメをみつけるチャンスなんです。
「いたーーーーーー!!!!、あそこにいる!」ウミガメ発見!
運よく岸辺まで泳いでくるタイミングがあると、こんな風に間近にウミガメが見れますよ。
ウミガメは神様の遣いとも言われますよね。
見られたあなたは、ラッキーかも!?
限られた残り時間でどこに行くか?観光協会で色々聞いてみた
ウミガメが見られる野伏港の前に、式根島観光協会があります。
最終日、まだ行っていない場所もあり、観光協会の田村さんに、あとは、どこを見た方がいいのか聞きにいきました。
式根島初心者の人は、島を訪れたらまず観光協会を訪ねて、お勧めコースや温泉に行くのに良い曜日や時間帯(潮の満ち引きがあるので温泉の温度が変わったりします)を聞いてから行ったほうがいいですよ。
無料の島内マップや観光案内冊子もいただけるので、島に着いたらまず、観光協会を訪ねて色々情報を入手してね。
私たちは、午後の船までの短い時間であとどこを周ろうかと相談させていただきました!
晴れ間も出てきたし、見納めにもう一度泊海水浴場へ
ピーカンとまではいかなかったけど、朝の曇り空から徐々に晴れ間が見えてきました。
帰る前に、もう一度あの海を見ておきたいよね、ということで、もう一度泊海水浴場へ。
「あっという間の3日間だったね~」
「また、この海に絶対に来たい」
「今度は友達連れてくる!」
名残惜しそうに、泊海水浴場を見つめていた4人でした。
式根島にご縁をいただきありがとう!泊神社で神様にお礼を
初日に行った東要寺のほかに、式根島には、もうひとつのパワースポット泊神社があります。場所は、泊海水浴場からすぐ近くです。
私は、出張先や旅先で必ずご当地のパワースポットである神社仏閣に参拝し、旅の安全と、その地にご縁をいただいたお礼をしています。今回のメンバーでも、式根の神様にお礼をしに行きました。
神社って、気がいいので、行くだけで気持ちがスッキリしますよね。
白い鳥居が目印です。
鳥居をくぐってしばし参道を歩いて行き、広場に出たら右側に再び鳥居が見えてきます。
白い鳥居のその先に本殿があります。
式根の神様に、ご縁をいだきありがとうございますとお礼。
皆さん、今回縁があって、旅モニターに選ばれているので、やはり、式根島に縁があったのでしょうね。
ここ泊神社は、普段は無人です。
年末年始と11月のお祭りの時期に、新島から神主さんがやってくるそうです。
でも、ここは、確実に神様がいる雰囲気です。
静かで空気が澄んでいて、すごく気のいい場所なので、島に行ったら神様にご挨拶に立ち寄ってみてね。
いい匂いの正体は何だろう?式根島は通年なぞのいい香りがします
自転車で島内を走っていると、気づくと思います。
「この島、なんかいい匂いがする!」ってことに。
式根島に行ったら、ぜひ、皆さんにも体験してもらいたいのですが、私が初めて式根島に秋に訪れたときから思ていたこと。
それは、”この島、なんかいい匂いがする!”ってことなんです。
船の中で私はみんなに言っていた。
「島に行ったらわかると思うんだけど、なんか島中がいい匂いがするのよ、いつ行っても」
どんな匂いかというと、甘いお花の香りなんですよね。最初に島を訪れたその時期だけかと思っていましたが、何度行っても通年いい匂いがするなという事が判明!匂いがするあたりに必ずしも花が咲いているってわけでもないんですよ、それがすごい不思議なのですが。冬に行ったことはないのでわかりませんが、私が島を訪れた、秋、春、初夏はいい匂いがしています。
島の人たちは、毎日過ごしているので、そんな匂いする?と言っていましたが、島民じゃない人が行くと気づくかも。
実際に今回行ったメンバーは、みんなが体感していました。
「えー、本当だ!!この島、なんかいい匂いがする」って!
それが、そこにお花が咲いているからってわけでもないんですよ。そこにお花が咲いてなくても不思議といい匂いがするんです。
島を自転車で走って風きっていると、より体感すると思います。
いい匂いの正体は何だろう?式根島に咲いているお花たち?
いい匂いの正体が何なのかは、いまだ不明なのですが、それがお花だとしたら、式根島には、お散歩していると、あちこちにお花が咲いています。季節ごとに咲いてるお花が違うので、それを見つけるのも、島内をお散歩するときの楽しみのひとつです。
ハイビスカスは、島内のあちこちで見かけます。式根島に咲いているのは、王道の赤いハイビスカスです。
ブーゲンビリアは、石白川海水浴場に行く途中の道に咲いていました。
春にはつつじが。アゲハ蝶がその周りを飛んでいました。
ピンクと黄色の配色が可愛いランタナは、別名七変化。
こちらの小さめの淡いピンクの百合は、ハブランサスで、別名レインリリー。
こちらは、海岸の断崖によく咲いていると言われる、透かしユリ。
あじさいも、色々な種類が咲いています。お散歩しながら、お花も探してみてね。
春は花壇のお花も楽しめますよ!
春先は、島内のあちこちの花壇にお花が植えられています。
日の出の名所の小の口公園の春の花壇の様子です。遠くに見えるのは新島です。
宿のきろくさんから徒歩で数分のところにあります。
これは、私が5月に島を訪れた時に撮った写真です。私が公園を訪れた時間帯は、私のほかに誰も人がいなかった。この景色が貸し切り状態でした。
なんて、贅沢なの!繁忙期の夏以外に島に来るメリットって、こういうことなんですよ。
ここはランニングコースのスタート地点にいいなと思う場所。ここに自転車を停めておくこともできます。
この公園にも、キレイなトイレとフリーWi-Fiがありますよ。
柵の向こうは海です。ここでは、日の出鑑賞をしたり、ヨガをしたり、お弁当を食べたり、星を眺めたり、色々できる式根島で一番広い公園です。
海を眺めるだけでなく、のんびりお散歩しながら、生い茂る草木の香りを嗅ぎながら深呼吸したり、島のあちこちに咲いている季節の花をめでたり、猫と戯れたり、自転車を停めて、立ち止まって、ゆったりした時間を過ごすのも、閑散期の式根島ならではの楽しみ方です。
異世界に迷い込んでしまったかのような絶景の秘湯地鉈温泉へ
かなり急な階段を降りていきますが、手すりもあり、温泉までの道も舗装されているので、想像しているよりも温泉まで降りていくのは大変ではありません。
地鉈温泉は、昔の人は、船で海側から来ていた秘湯。そこに行くのもなかなか大変でした。
でも、湯治に来る人がたくさんいたとのことです。それくらいお湯がいいということです。私たちは階段降りて舗装された道を歩いて行けば辿り着けるなんて、現代は便利ですよね。
両側の岩肌は、火山噴火でできた岩で、触ってみると軽石のような感じです。
温泉に行くまでの道からして、秘湯感満載です。
だんだん道が狭くなってきました。温泉はもうすぐです。
「わーーー!!!すごいね、ここ。硫黄の温泉が湧いている!」
来た道を振り返ると、このド迫力な岩肌に圧倒されてしまいます。
温泉が湧いているところに、海水が混ざって、温度がちょうどいい感じになっている場所を探して入ります。
「すごーい、なんか今まで見たことのないような景色!」岩をひょいひょいと渡っていった悦子さん。
地鉈温泉は、滑りやすいから、皆さん行ったときは、くれぐれも足元滑らないように気をつけてくださいね。
「足だけでも入っておく!ここすごいね、また式根島に来て、絶対にここに入りに来る!想像を超えてるよ、この温泉!」
岩に登って、絶景を見上げていた愛子さん。
「異世界感がすごいね!!なんかこの景色に圧倒されちゃう」
地鉈温泉て、本当に異世界に来てしまったような景色なんですよ。私は初めて来たときに、なんかここ中国の水墨画に出てきそうな風景だなと圧倒されました。
日本じゃないみたいな、とても、階段で降りてこれるような景色ではないです。
温泉には入らないって人も、ここは絶対に行く価値ありです。
この異世界感、あなたも体験してみてね。
最終日のランチは、島名物のあげパンとたたき丸に!
さて、船に乗る前に何か食べないとね、ということで、ランチを買いに行きました!
まず、池村商店さんへ!池村商店さんは、生活に必要な消耗品、食品、飲料、お酒、お弁当など幅広く扱っています。
観光客も地元の人も利用する村の中心にあるお店です。
池村商店さんに、私たちが買いに行ったのは、これ!
素朴で懐かしい味で、私もこれ好きで島に行くと必ず買っています。
左から、きなこ、明日葉、シナモンです。
式根島では明日葉がとれます。明日葉は、美容にもいいので、女子におすすめです。
このあげパン人気で、午前中に行かないと売り切れてしまいます。
私は、今まで何度か売り切れを経験しています。なので買いに行くなら午前中がいいですよ。
「これこれ!!」
午前中に行くと揚げパン以外にも調理パンがたくさんあります。
揚げたては、まだ温かいです。ご飯がいい人は、おにぎりやお弁当もありますよ。
愛子さんは、入浴剤をお土産に大量買い。支払いはペイペイで!
式根島は、クレジットカードや電子マネーが色々な宿やお店で利用できます。
長期滞在する場合なども、現金をたくさん持参しなくてもいいのがとても便利です。地方出張などで意外と困るのが、現金下ろせる場所が近くにないなど。旅先でクレジットや電子マネー対応しているところが沢山あると安心ですよね。
池村商店の壁には、こんなフォトスポットがあります。
あげパン買いに行ったら、インスタ写真もぜひ撮ってきてね!
あげパン片手に、池村商店の店主の理恵さんを囲んで集合写真。
理恵さん曰く、女子の一人旅は、ここ最近けっこう増えているとのこと。
女子一人旅で何か困ったことがあったら、気さくにお話してくださるので、あげパン買いに行きがてら、話かけてみて!
私も島のことを色々教えてもらったりと、何かと色々頼りにしております。
最初に食べた時、いい意味で想定外で驚いた式根島名物たたき丸
あげパンともうひとつ帰る前に食べておきたいものがある。
それは、式根島名物のたたき丸。式根に来たら、これ食べなくちゃ。
この看板が目印です。
みやとらさんの店内です。こじんまりしていますが、食材からお弁当からお酒、飲料、その他、日常に必要なものはたいていそろっています。長期滞在で自炊する人はここに行けば、何でもそろうと思います。
みやとらさんに買いに来たのは、これ!たたき丸1個250円です。
味は3種類、ハムチーズ、あしたば佃煮、くさやです。
これ、最初は、おでんの具材みたいな感じを想像していたのですが、いい意味で全然違っていました!
中身なんだと思います?
たたき丸のキャラクターが可愛い♥オリジナルTシャツが売っていました。
みやとらの店主、宮川さんと!たたき丸のキャラクターはお手製んですって!もしかしたら、首都圏に出店するマルシェなんかでも、たたき丸食べられるかも!?見かけたらぜひ食べてみてね!
さて、そろそろ帰りの船の時間です!
再び野伏港まで戻ってきました。出航まであと少しだけ時間があります。
あそこに見えている灯台は、デザイン灯台。
これは、式根島史跡の旧高森灯台をイメージしてつくられたもの。全国には、観光資源や特産品などをモチーフにしたデザイン灯台があるそう。式根島にもあるんですよ。赤い灯台って珍しいよね?近くで見ると、上の部分がお魚モチーフになっていましたよ。
こちらは、私たちが乗るのとは別の船。
こちらの船は、式根島と新島を結ぶ連絡船「にしき」です。
連絡船に乗ると、式根島と新島間は、約15分です。
最近では、新島と式根島の2つの島を旅する欲張りな旅も人気だとか。
新島へは東京調布飛行場から飛行機が飛んでいます。飛行時間は約35分。飛行機と連絡船を利用すると、かなり近いです。
高速船で約3時間で行く、大型船で夜出発船内1泊して朝着で行く、飛行機と連絡船でビューンと行く、式根島へは色々な行き方があるので、自分のスケジュールや旅のスタイルにあったアクセス方法を選べます。
私が個人的にオススメしたいのは、夜発の大型客船で行く方法です。会社帰りにスパなどでお風呂に入り、夕飯を済ませて、そのまま竹芝客船ターミナルに行き、船に乗って寝ていれば翌朝島に着くという便利さ!
東京湾の夜景を見ながら出航する船旅はテンションがあがりますよ!ぜひ、体験してみてください。
帰りに再び、観光協会に寄り、田村さんにご挨拶!
そうしたら、みんなに、かわいいオリジナルのステッカーをいただきました。
ステッカーデザインがよく見えなくてすいません。
めちゃくちゃ可愛いデザインです。
このステッカーは、式根島のために何か貢献してくれた人にプレゼントしているそうです。
3日間、島を取材してまわり、式根島の魅力は何かを考える島の方との意見交換会に参加したりしたので、私たちは式根島に貢献したと認めていだだき、ありが島ステッカーをいただきました!
この企画のサポートをしてくださっている式根島エリアマネジメントの下井さんも含め、みんなで記念撮影!
3日間お世話になりました!
式根島は小さな島。そのコンパクトさが逆に移動に便利だったり、島の人と交流できたりができて楽しいし、よかったりする。
島民も少ないので、島の人じゃない人がいると、観光客だなってすぐにわかる。
道の途中で地図見ながら迷っていたりすると、住民の方の方から気にかけてくれたりってことが何度もありました。
私が初めて式根島にワーケーション取材で訪れた時、港でウミガメ見えないか探していたときに、そこにいた漁師さんに、ウミガメどの辺にいますか?と訪ねたら、「あー、今日、東京から来るって人だね、きいてたよー」とおっしゃっていた。小さな島ならではの連携だ(笑)
だから、一人旅で来ても、全然大丈夫。皆さん、親切だし、温かく迎えてくださいますよ。
帰りの高速ジェット船が入港してきました。
楽しい想い出を胸に乗船。
出航するとき、島の方々が船に向かって手を振ってくれます。
私たちも、ブンブン手を振っていた。
帰りの船の中では、もう、みんな熟睡(笑)
気づけば、竹芝客船ターミナルに到着していました。
3日間皆さんお疲れ様でした!
毎日美味しいお魚食べて、自転車を颯爽とこいで、エメラルドグリーンの海で波と戯れて、絶景眺めて、温泉入って、大自然のいい香りをかいで、深呼吸して、パワースポット行って、猫とじゃれあい、島の方と交流して、ちょっとした冒険のような旅でした。
働く大人女子にとって、そのどれもが、童心に戻ってはしゃぐ要素がいっぱいだった。
忙しさも、仕事での責任ある立場も、日ごろの疲れも、式根島に行けば、一瞬で吹っ飛びます。
ハッピーリボーンプロジェクトは始まったばかり。
今回のモニターで参加してくれたみんなの意見を参考に、これから島の皆さんと地域ブランディング企画に取り組んでいきます。
今後も、今回参加してくれたメンバーには、このプロジェクトを応援してもらいながら、式根島に働く女子がたくさん訪れる場所にするべく、様々な企画をしてまいります。
次回、私が島を訪れるのは秋です。
次は、島の皆さんへのブランディグセミナーと、今回のモニターツアーの調査の結果を踏まえたブランディング戦略の発表となります。
そして、出来上がった企画を体験してもらうインフルエンサーとなる女子旅モニターも今後募集する予定ですので、ぜひ、この企画を応援の上、次はあなたが、ご参加くださいね!
式根島へ行かれる方、宿、交通、飲食情報、アクティビティなど詳しい情報は、観光協会ホームページでお調べください。
※尚、式根島は、小さな島なので時期によっては宿の部屋が確保できない場合があります。船の予約の前に、必ず宿を抑えてください!
■式根島観光協会ホームページ■
https://shikinejima.tokyo/