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地方創生・地域活性戦略の提言⑤地域活性化の観光イベントでダメな企画、いい企画のチェック方法

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地方創生・地域活性戦略の提言⑤地域活性化の観光イベントでダメな企画、いい企画のチェック方法

ただいま、夏休み観光シーズン真っ盛りです。テレビでは連日全国各地の観光イベント情報が紹介されていますよね。皆さんは、どこかの観光イベントに行きましたか?

日本全国どこでも、たいてい地域住民が仕切る恒例のイベントというのがあります。
地元の人にとって、昔から楽しみにしている行事などは、どんな企画でもそのままでいいと思います。


ただですね、もしも、観光客誘致、認知度向上、移住者促進などの意図が裏にあって観光イベントを企画しているというのであれば、いい企画とダメな企画に分かれます。

今回は、その観光客誘致、地域ブランドの向上、移住者促進などの意図があり行っているという企画について、いい企画なのか、それともダメな企画なのかの見分け方と改善ポイントを書きたいと思います。

企画とは、なんとなく雰囲気で立てるものではない

素人企画とプロの企画何が違うのか?それは、明確です。
素人企画というのは、雰囲気でつくっています!これが、ポイント。

素人企画って言うのは、だいたい以下のようなポイントだけつくられており、それを判断する人も、雰囲気で、いい企画だ!と承認してしまいます。

例えば、どんなものなのか例をあげると

1、その地にゆかりがある、何らかのモチーフを使っているが、これがターゲットである観光客や移住希望者の心に響くのか、結果(地元にお金が落ちる、移住者が増えるなど)につながるのか深く考えていない

2、とりあえずゴロがいいネーミングや、どこかで聞いたようなネーミングを使っている

3、何度も何度も、同じ企画を繰り返し、バージョンアップをしない(⇒飽きられる)

4、地元メディアしか取材しない

5、企画の落としどころ(欲しい効果)を考えていない


こんな特徴があります。
とくに、ダメなのは、5番です。


メディアに取り上げられた!!!とか騒いでいる中に実はけっこうな割合で企画としては、この企画ダメだなっていう、雰囲気企画のダメパターンが地方創生企画や地域活性企画にはけっこうあるのです。


プロがみなくても、企画の基礎を学んでいる人が見れば、一目瞭然だったりします。

企画というのは、運動会じゃないので、参加することに意義があるみたいな、やることに意義があるのではありません。
結果を得るためにやるのだ、ということを改めて認識するべきなのです。


ユニークな企画こそ、何度も同じことをしてはいけない

面白い切り口の企画は、最初は効果があります。
それゆえに、古くなるのも早いです。
面白い企画切り口というのは、認知度をあげるためにやるものです。

なので、
1度認知度があがったら、何度も同じ内容を繰り返してはダメなのです。
企画内容は、どんどん変えていくのか、または、それに連携して、拡大していかなければ全く意味はありません。
その企画の効果は、認知度アップの最初の1回だけだと思った方がいいです。

ああ、また、あれやってるんだ、新しさがないな、で、消費者は、記事タイトルを見ても、中身をみなくなるので、情報発信としては、逆効果になってしまうこともあるのです。

地方創生・地域活性イベント企画の4つのダメさチェックポイント

毎回かなりの集客ができている地域活性の企画と、なんだか、毎年やっているけど、全然集客できてない企画には、大きな差があります。今回、地域活性のダメイベントのチェックポイントをあげたいと思います。あなたの地域はどうですか?

1、マスコミ報道が事後報告しかも取り上げるのは、地元メディア

そもそも、イベントとは、参加者がいて、はじめてやる意味があります。
ということは、だいぶ前に、特に、地方であれば、旅行計画もあるので、最低でも1か月以上前には、東京などで放映されるメディアや東京の人が多く見るようなWEB媒体等で話題になっていなければダメなのです。たとえ、東京メディアで当日放送されても誰も来ません。来年まで覚えていてくれるのかも問題です。

そしてテレビ放映は、事後報告も初回の1回だけは認知度アップに意味がありますが、それ以降は、実は、あまり意味がないのです。まして、イベントが本日開催されましたを地元メディアが放映したっていうのは、はっきりいって、皆さんから預かった税金予算こんな風に使いましたレポートでしかありません。メディア露出しましたの意味が全く違います。

2、ターゲット観光客への集客告知戦略が全然できていない

そもそも、イベントに誰を呼びたいのか?それが地元の人で毎年恒例なら、ギリギリでもいいかもしれません。でも、観光客を呼びたいのであれば、その人たちにどう告知を届けるのかが大事です。むしろ当日のイベント運営よりも大事なのはこっちです。
これ、当たり前中の当たり前なのですが、できていない残念な地域がけっこうあるのです。やることに意義があるのではない、ってことをもう一度検証する必要があります。

3、イベント告知が自治体、観光協会、それに付随するSNSだけで行われている

はっきり言って、これをチェックしてまで日程調べる人は、そこの出身者で帰省予定があるとか、長岡の花火大会くらい毎年ものすごい集客がされるイベントくらいです。
ターゲットの顧客にどのように告知しているのか、そのルートをいくつ確保しているのか、そことの良好な関係構築を築いていくこと、それがとても大事です。
あなたは、まったくゆかりのない地域に、来月どんなイベントがあるのか、観光協会のホームページまでいって、チェックしていますか?してないですよね?自分の行動に置き換えればわかりますよね?

4、もしも観光客がそのイベントに来たとして、お金を落とす、リピートするための企画は用意されているのか?

4番、超大事です。私が企画を考える際に、上記は全部考えますが、この4番を一番大切にします。だってさ、地域活性のためのイベントだよ。せっかく来た人との関係をつないでいけないようなのは、意味ないでしょ?
たとえ、1回きりの参加だとしてもさ、
観光客が来た時に、地域にお金を落とす仕組みができていないのは、企画として全くダメだ。そのイベントの参加費が無料とか数千円レベルならば、逆に、なんの目的でそのイベントを開催するのか?そこ、ちゃんと考えていますか?

企画は簡単ではない、ブランディングを考え、欲しい結果を出すために意図してつくるものだ

イベントって、準備にお金も労力かかりますよね?
できたら、ちゃんとその地の未来の発展につながるものをやりたいじゃないですか。


ちゃんと地域ブランディングを考え、そのブランディングに効果がでるものを行いましょう。
ここで、その効果とは何なのかを、大事なのでもう一度言及しておきます。
イベント企画の効果検証で行うべきは以下です。

1、イベント開催時に、地元にどれだけの外貨(地域外からのお金)が落ちたか?経済効果をもたらしたのか?

2、そのイベントは、地域ブランディングの目的、例えば、観光客誘致、移住者誘致、ふるさと納税の納税額アップ、などの、いずれかの結果につながったのか?

そもそも、そのイベントが、何目的で開催するのかもわかっていないで、夏休み期間だからなんかしなくちゃ、とかでやっているって場合は、企画として問題外です。

早急に、地域として、地域活性企画を行う際に、どんな結果が欲しいからやるのかをよく考えましょう。


ブランディングをベースとした企画立案を本質的に理解し、立案できる人は、打ち出の小づちを手に入れたようなものです。いい企画は地域に経済効果をもたらすのです。

地域活性イベントってさ、もっと言えば、その日の集客やメディア取材が目的ではないです。その結果の移住者増、観光客増、ふるさと納税額増、未来を担う若者の流入とかじゃないでしょうか?

今回も、歯に衣着せぬぶった切りをさせていただきましたわ。でもこれ、地方で観光や移住促進、ふるさと納税やブランド推進に関わる人にとって、本当に大事なことなのだよ。

うちの地域、全部ダメポイントに当てはまる、やばいわ~!!!ってなった担当者の方、まずは、地域の企画担当者や経営者の皆さんと、企画とは何なのかのセミナーや、ポイントを学ぶことをしませんか?
そして、そのベースに必要なブランディングをぜひ学んでください。一生、あなたの仕事や地域に、お金を生み出す打ち出の小づちになると思います。
私でよければ、教えます。私じゃなくても、これ、来年のPR計画考える前までに絶対に誰かから学んでください。意味ない企画を繰り返している余裕がない地域は、もう、絶対に。


また、昔から付き合いのある業者は、きっと、いいことばかりしか言わないと思うので、現在、人口や観光客が減っていて何をやっても結果が出ないと焦っている地域の方、オンラインコンサルで、現状何がダメなのか相談に乗ります。ダメ出しだけでもやります。そこ、外部視点じゃないと気づかない場合が多いので。


まず今まで行ってきた企画がこれでいいのか?をジャッジをすることが最初だと思います。
その上で、今後地域ブランディングをどうしていくのかを考えるといいです。
来年の企画を考える前に客観的な先入観のないジャッジは絶対大事です。監査役が社内の人間だ、くらいのことを、いつまでもやっていては地域の発展がないし、ほんとにダメなのよ。
だって、誰も自分の企画を否定しないから、結果が出なくても、毎年、楽な方に流れ、自画自賛状態で繰り返してしまうでしょ?

今、WHOの発表で、日本はコロナ新規感染者数が、4週連続世界一という不名誉なことになってしまっています。たぶん、インバウンド需要は、来年も期待できないと思います。
そうなると、地域を支えるのは、国内の人の流入のみとなります。


今、宿泊施設や、観光施設、飲食店など、観光地で商売を営む人たちは、一部の地域を除いて、本当に疲弊し苦しい状況になっていると思います。

また、近々の問題としては、観光客や人口減で、公共交通機関を減らすことがあちこちで議論されています。
もう、状況として、待ったなしの状況なのではないでしょうか?


これ、減ったり、まして、なくなってしまったら、企画の力だけでは、観光客増や移住促進など、もう、どうにも手遅れになってしまうでしょう。企画で手を打てるかもしれないのは、その前までです。

来年は、現在コロナ禍で疲弊しているギリギリの地域にとって、生き残りをかける勝負の年になるんじゃないでしょうか?今手を打たないのは、本当にまずいです。

商売をやっている皆様、ここは、なんとか踏ん張って、頑張っていきましょう!あるところには、お金はあるんだから。そのお金が地元に流れるように、今から準備していきましょう。
個人事業主や中小企業の皆さんを、心から応援しています!コロナ禍に負けず、この大不況下を生き残っていきましょう!

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