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リアルで生きるか?バーチャルで生きるか?加工しすぎ美女別人問題を考える

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リアルで生きるか?バーチャルで生きるか?加工しすぎ美女別人問題を考える

先日、フェイスブックで流行っていた、自身のプロフィール写真をもとに、AIが画像生成してくれるっていうのを試してみたら、めっちゃ私じゃない美女が完成した!(笑)
どうみても、全然私ではない。。。。すごい技術だよね。
ここまでいかなくても、日常的に私も自身の写真をある程度の加工はしています。
とくに、少しあごを細くしたり、皴など一切ないツルツルの肌にしたりとかね(笑)

ただ、最近、私は、それが当たり前になっていくことに少しこわさを覚えており、最近では自身の加工を控えめにすることにした。
それは色々思うところがあってのことだ。
今日は、そんな加工アプリ別人問題を取り上げていきたいと思います。

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10年前より、美女が増殖したわけ

SNSの普及で、自分を良く見せたいという気持ちが加速し、気づけば、様々な加工アプリが増えている。
10年前は、こんなにたくさんの美女はいなかった。
最近のSNSを見ていると、美女だらけだ。


要は、そのほとんどが、加工アプリで美女に加工しているからである。

かなり前、私は、加工アプリの存在を知らなかった。
その当時、久しぶりにSNSで見た知り合いの女性が、なんだかすごくきれいになり垢抜けていて、驚いていた。
肌もニキビで悩んでいたのが嘘のようにピカピカで、目もぱっちりしてて、鼻もシュッとしている。すごい美女に変身していたのだ。

あの子、どんな美容法をしているのだろう?と不思議だった。
その後加工アプリの存在を知り、なんだ、本人の努力でキレイになったのではなかったのだ、と知ったのだ。

オジサンも加工で美女になれてしまうバーチャルな世界

最近の加工アプリは、女性が美女に変身するだけでなく、オジサンがスーパー美女に変身できてしまったりもするすごいアプリもある。
あえて、それをばらしているSNS投稿もある。
みんなやり過ぎはおかしいから、っていう、戒めのようでもあった。

今や、誰もが、SNSの写真を見て、現実の本人も、そのままの美女だとは思わないであろう。
SNSの世界では、今やそれが普通である。

美への執着は、周囲からのえこひいきが原点

女性に生まれたら、きれいな方が得をする、ってよく言われるけど、私はそれを否定はしない。
確かにそういう現実はあると思う

学生時代に私の周りには、ミス〇〇のような女友達がいた。
それらの子と遊びにいくと、行く先々で色々な得があったのだ。


お店では予約などしなくてもいい席に通され、頼んでなくても、また来てねと店員からケーキや飲み物が無料でサービスされ、芸能人とばったり会っても、あっ!って言った際に、何と向こうから話かけてくれたりした。


どう考えても、私が一緒にいたその子が美女だったからだ。
私は一緒にいると、そのおこぼれをもらえていた。
その時思ったね、美人は得するは、本当なんだなと。

たださ、それは、現実社会での話だ。
バーチャルで美女になるメリットは何なのか?

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加工しずぎ美女が初体験するバーチャルチヤホヤ、バーチャルモテの世界

本物の美女は、生まれた時から、可愛いとチヤホヤされ、子供の頃から男子にモテ、今でいう、みんなの憧れの中心的存在のインフルエンサーみたいな状況で生きてきている。
生まれてからずっとそうなので、加工アプリが流行っても、それをしたからって、現実が激変するとかはないはずだ。

なので、異様に加工にハマるとか、楽しい!!!とかはならないし、SNSにもあまりハマらないのかもしれない。
なんかね、私の知り合いの本物美女ほど、実はSNSほとんどやってないのだよ。理由は、現実でモテて忙しいとか(笑)、嫉妬を買うのがめんどうくさいとか、逆にきれいすぎてSNSからストーカーにあってしまったり、きれいゆえの嫌なことに巻き込まれたくないからだ。
彼女たちにとっては、チヤホヤされるのが、生まれてからの日常なのだ。

ただ、自身の写真を加工することによって、SNSでたくさんいいねをもらえたり、フォロワーが増えたり、男性からキレイだとコメントもらえたり、インフルエンサー案件に声がかかったりする人は、そのチヤホヤ、モテモテ状況が今までにない初めての体験かもしれない。

なので、もっときれいに加工しようと、どんどんエスカレートしてしまい、しまいには人形のような他から見たら異様に思える加工にエスカレートしてしまうのかもしれない。

招集したインフルエンサーの顔が別人すぎて担当者が困惑する問題多発中!

そんな加工アプリ全盛時代の今、私の周りでは、問題も勃発している。

先日テレビを観ていたら、ある街に詳しいというインフルエンサーが街を案内するという企画をやっていた。
彼女のインスタのプロフィールが紹介されていて、次に、街の案内が映ったら、当の本人の顔が全然違ってた(笑)別人なんてもんじゃない別人だった。


えっ、さっきの人と全然違う人???となってしまった。
きっとテレビ局の人も思ったと思う、全く別人じゃねーか?ってね(笑)でも、街に詳しいし、本人がこれが私のプロフィールです、っていうから、しょうがないなと思ってそのままにしたのかもしれない。

最近、こういう、招集したインフルエンサーと待ち合わせしたけど、誰だか分らなかった問題が私の周りで多発している。

何かの新商品発表会でインスタグラマーを呼ぶと、受付で、顔で判断できない。ただ、フォロワー数多いし、テレビじゃないから、まあ、いっかー、取材さえしてくれればと今のところ成り立っているようだった。


なので、リアルの会場でも、別人のように顔が違ってても、チヤホヤはされる(笑) 

会場で撮った写真は、ものすごい加工してSNSにアップされるので問題はない(笑)
最近では、動画すら、加工できるようで、配信みたいなのでも大丈夫なようだ。

私が雑誌編集者だったころは、読者モデル応募は、紙焼きの写真で書類選考だった。どんなに写真写りがいいものを送ってきたって、撮影場所で、あなた誰ですか?という人が来ることはなかったんだけどね。

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テレビ出演、一般人の美のカリスマ、リアルで人と会う商売は加工美女は逆に胡散臭い印象に

ずっとバーチャルの世界で生きるのならば、過度な加工美女でもやっていける。ただ、SNSで知り合った人が、その人とリアルで会うとなったら、がっかりする人も出てくるかもしれない。

内面が素晴らしいから、ファンだという人もいるだろうけど、もしも、加工美女みたいになりたいと思わせてきた人は、リアルで会った人をがっかりさせ、その人から何かを買ったりはしないかもしれない。

一気に胡散臭くなるのだよ。とくに、美容関連やファッション、ダイエットなど見た目の美や華やかさを商売にしてきた人は。

これが、内面のことや、専門的知識、見た目とは全然関係のない商売ならば、あまり影響はないとは思うけどね。

だから、SNSでの加工美女で商売をするのなら、バーチャルの世界で生きる覚悟を決めるしかない。一切人とリアルでは会わずに、通販だけでモノを売るとかね。

先に例をあげた、テレビに出たインフルエンサーのように、テレビから声がかかるほど、SNSを頑張ったのだろうけど、それが逆にあだになってしまうこともある。

自身の写真を加工しまくり、バーチャルチヤホヤの状況が、どこに向かうためにやっているのかを自分で理解してやっていないと、その先、仕事が行き詰ったり、心が病むこともあり得るのだ。

ノン加工、加工なしが注目されてきた背景

最近、芸能人やモデルなどが、加工なしの写真をSNSにあげ、皴などの老化もさらしている人が注目されつつある。
だんだんみんなの心が、ありのままや、現実で生きるほうが、いいとなりつつあるのかもしれない。

昔、加工してたような有名インフルエンサーも最近では、加工をほとんどしなくなっている人もる。

SNSはさ、加工美女だけじゃなくて、嘘や見栄が渦巻いている世界。
もう、そういうのに、みんなが疲弊してきたのでは?

私はね、これからも、今のところ、加工フィルターはかけるよ!(笑)
ただ、徐々に、それも変えていくかもしれない。
だって、老化現象は、食い止めることは無理でしょ。


私は、見た目とは全く関係のない、ビジネスをしているけど、それでも、待ち合わせでクライアントと会えないとかは、やはり恥ずかしいしね!(笑)

これからは、もう、老いに抗うことなく、ありのままに、年を重ね、老いていく外見も受け入れていこうと思っています。

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